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ラクパ・リとノースコルの1週間

5月3日

チョモランマ登山隊は4月25日、CBCをスタートし、ロンヴク氷河をしばらく進み、
まもなく東ロンヴク氷河に入り、途中で一泊。
4月26日、チョモランマのノースコルから下りてくる支氷河のサイドモレーンに添って登ってABCに到着。
ABCは既に、20隊、300張り位のテントがあり、我々は一番下。一番下から最上部まで30分程かかる。
荷物を運ぶヤクは通常60kgを運ぶのだが、冬を越したこの時期は40kgしか運ばず、
すべての荷物を運ぶヤクが揃わず、半分以上の荷物がABCに届かなかった。
しかも、一頭のヤクがクレバスに落ち、荷物は回収できたが、ヤクは助からないというアクシデントがあった。
そんなわけで、荷物が全て届いたのは4月30日になり、ようやくダイニングキッチンテント、
メンバー、スタッフ、トイレのテントが張り終わり、私たちのBCが出来上がった。
5月1日はプジャ(安全登山祈願)を行い、午後、稲富さんはラクパシェルパと二人、ラクパリに向かった。
5月2日、稲富さんはハイキャンプを午前4時にスタート。
6850mまで登ったが、風雪が強く、登頂を断念。19時頃、ABCに帰着した。
一方、チョモランマ隊のメンバーは順応の為、ノースコルを往復しに向かった。
私達のBCから最上部のキャンプまで約30分。そこからさらに1時間で、プラトー(雪原)に出て、
アイゼン、ハーネスを装着。さらに30分でノースコルへの取り付き。
ここから見上げるとノースコルの出口までほぼ垂直に立ちあがっているが、
ルートはノースコルから落ちてくる氷河をぬってつけられていて、そこには50人位の人が取りついている。
以前は各隊が人手と装備を出し合ってルートを開いていたが、今ではTMA(チベット登山協会)が
ルート工作を一手に引き受け、各登山隊の隊員数に応じた通行料を徴収している。
急角度の苦しい登りが続くが稜線に達し、7000mの順応の目的を達した。
5月4日に稲富さんはABCを離れ、CBCからティンリー、ザンムーを経由して5月6日カトマンズに戻り、
5月8日、帰国の途につく予定。
メンバーは5月3日、4日はABCで休養し、5月5日、C1泊。
5月6日、C2(7800m)にタッチし、ABCに戻り、翌日からCBCから下に下り、最終アタック前の休養の予定。


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