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メキシコ ネバド・デ・トルーカ山 2012年6月9日

Zenkei
(よ)
ネバド・デ・トルーカ山(4704m現地名:シナンテカトル)は、メキシコ国の首都メキシコDFの西約70Kmにあるメキシコ州の首都トルーカ市(ややこしいでしょ!)の南方にあるメキシコ国内では4番目に高い山です。トルーカの街自体の標高が2700mぐらいあり、この山への車道が標高4200mぐらいまで通じているので、山頂までの標高差はたかだか500mほど。ふだん低いところに住んでいる登山者がメキシコの最高峰ピコ・デ・オリサバ山(5699m現地名:シトラルテペトル)などへ登る前の高所馴化トレのために登っています。
南峰
6月9日早朝、トルーカ市の大聖堂前でイスラエルという名前のタクシー運ちゃんと交渉成立。彼は仕事ずきというより運転ずきで大のスピード狂。てなわけでフォルクスワーゲン・ゴル(ゴルフではない)はなぜか運転席だけが4点式シートベルト。制限速度があるのかないかわからない一般道のパシフィック街道を100〜120Km/hでぶっとばし、ダート道に入ってからも、ラリーカーよろしく四輪ドリフト状態でグングン行くものだから、助手席のお客さんはコワいったらコワいよ〜! ふつうなら約1時間半かかるらしいところを1時間きっかりで車道の終着点の登山口に着きました (まだ少し先があるのだけど通行止め)。交通手段がほかにないものだから、そこで待っていてもらうことになったのですが、きつい料金交渉の結果もあり、制限時間はたったの1時間半ぽっきり。
山そのものは御岳や乗鞍岳なんかとさほどかわらない感じです。きれいな火口湖をふたつ持つカルデラであり、山頂というより外輪山はいくつかの小ピークからなっています。最も高い北峰は4704mありますが、そこまで行くのはかなり時間がかかりそう。たぶん往復で1日がかり。通常は標高4600mぐらいの南峰までが日帰り登山の対象みたいで数人の登山者が登っています。今回は、1時間半の制約で、その南峰までさえもむずかしそう。南方向の展望がよさそうなさらに南のなだらかなピーク(標高4550mほど)に駆け登りました。ここへは踏み跡がなく、ザレでふだんだったら足場が崩れて登りにくそうなところですが、前日に降雪があり、北面には雪がちょっぴり残っていて、陽の当たるところの表面はすでに昇華して消えていているものの、ザレの内部が凍りついていて滑らず、たいへん登りやすかったです。
Koru
日本国内にはない標高であるという以外、とりたててどうこういうほどの山ではありません。しかし、中米の多くの火山と同様、高所から見下ろしたときの広がりはみごとです。メキシコ第2の山ポポカテペトル5465mと第3の山イスタシワトル5230mも遠望できました。
ほんとうに短時間の登山、というよりハイキング、いやピクニックでしたが、地図も案内書もガイドも同行者もなし、他にだれもいない峰に登ることができ、(よ)はけっこう満足しています。



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