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農鳥岳東尾根 2014.12.30-2015.1.3

【S】
12/29 
12:30自宅を出発、給油、買い出しをして、関ヶ原病院へ、予定より少し遅れて14:25着
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14:30Kさんと出発、新東名を通り、静岡SAで夕食。新清水ICから、主にR52を北上。ほとんどの店は開いていない、開いているのはコンビニのみ。身延から県道、早川町の方へ入る。ところどころまだ道路工事をしている。
奈良田温泉につき、さらに進んで19:10第一発電所に着くと、ゲート前にテントが2つ。さっそく宴会に合流。

12/30 晴れ時々曇り 
5:10起床し、朝食、準備をし、対岸の職員駐車場(10台くらい)に車を移動させて、ゲートを乗り越す算段に入る。ゲートは高さ2mほどもあり、容易ではない。そのうちトラックがやってきて、ゲートを開けてくれるという。農鳥小屋のおやじ、見回りらしい、奈良田にいるという。
荷物をゲート内に入れ、出発準備をして7:10出発。思ったより雪が残っている。10cm位か。いくつか隧道を過ぎ、9時ころ下ってくる3人パーティに出会う。10kmで野呂川発電所、10:35着、荒川入口ゲート前の雪に「気を付けて」と書いてあった。10:50発、荒川沿いの林道を進む。ここからは今回はまったくトレースなし。積雪30cm位。11月初旬の下見で作った丸太の橋は残っていて、しっかりしていた。小さく3,4回渡渉し、熊ノ平(1976年版地図では広河原となっている)から高巻に取り付き、細沢の雪のかぶった倒木を乗り越え三つ瀑の上16:10着、幕営1500m。(尾無尾根の作業トンネルの中)豚、牛のしゃぶしゃぶ、ビール、芋焼酎、泡盛、ウィスキー。

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12/31 曇り時々小雪
5時起き、7時発。倒木帯を渡渉し、荒川本谷を遡行。先頭は空身で交代でラッセルしながら、何度も渡渉する。10時過ぎ、農鳥沢出会いに到着。
ここでアイゼンを装着し、農鳥岳東尾根に取り付く。右側からルンゼを登攀。細い尾根を岩場を回り込みながら藪こぎをする。此処のルートは基本的に藪こぎルート。すこしなだらかになったところで、アイゼンにワカンを付ける。膝までのラッセル、ところどころ腰までのラッセルを強いられる。急登攀であるが、ところどころなだらかな尾根が表われる。
予定したテントサイトにたどり着かず、16:10藪の中、少し広くなったところを整地する。藪の根元をピッケルのブレードで切り、ひろげて4テンを張れる場所を2つ作る、2200m。豚汁、焼酎、泡盛、荷あげたビール1つを皆で分ける。

1/1 小雪、しばしば強風で、けっこう寒い
4時起き、7:10発。寒いので、ダウンインナーを付けた上に冬用ジャケットを着こむ。今日も同じく、先頭は空身で交代で急斜面をラッセルし、藪こぎしながら登る。デポ地点で、デポした芋焼酎2lを2つ回収。雪が深く、なかなか進めない。
午後、尾根の急斜面を登攀するか、回り込むかで、回り込むルートは倒木、藪等があり、穴が開いていて通りにくい、先頭が尾根をアイゼンとピックを効かせて登っていく。皆それに続き、5番目のSも同様に、アイゼンの前爪とピックを効かせて普通に登れるはずであった、大分登ったところで、左手で藪をつかんだ、その藪が折れてバランスを崩し、斜面を滑り落ちてしまった、滑落。15mから20mで倒木にザックのまま背中から当たって、引っかかって止まった。当たった痛さから(本当は声を出すのもつらかったが、大したことは無いことを皆に伝えるため)大声を出したが、頭や脚、腕は幸いにも打っていなかった。焼酎2つは他の人に持ってもらい、登攀続行。藪の中を回り込んで登る。
15時ころ、テントを設営することにする。整地し、4テンを2つ設営。明日の天候を考え、登頂はとてもできない、稜線は吹雪いている、途中までしか登れない、とのことで登攀はここまでとし、明日は下山に決定する。2500m
スープカレー、ライス、芋焼酎、泡盛
(S:この夜はそれほど痛みは無かった)

1/2 曇り一時小雪、風強し
5時起き、撤収と準備に手間取り9:35発 ワカンなし、アイゼンのみ。昨日のトレースを探しながら下る。
一昨日のルートに来ると、トレースはところどころ消えている。ときどき風が吹き、けっこう寒い。下部でロープを出し、ロープを伝って下る。ルンゼを下って、荒川本谷に着く。ここから雪の中、ルートを探して渡渉しながら下る。やっとのこと、倒木帯が見えてくる、もうすぐだ。三つ瀑16:35着。暗くなる前に到着することができた。
ちらし寿司、みそ汁、芋焼酎、ウィスキー、デポしておいた泡盛。
(Sは痛みがだんだん強くなっていた、立ち上がる行為も、起き上がる行為も、それで夜中のトイレは我慢する羽目になってしまった。寝返りもできなかった。)

1/3 曇りのち晴れ、風強し
5時起き、7:30出発、アイゼンを着け、雪の着いた倒木帯を渡渉し、高巻ルートを登る。登った東尾根の上に農鳥岳が見える。熊ノ平に出て、4回ほど渡渉し、林道に出る。ふり返れば、雪をかぶって真っ白な農鳥岳が青空の中に見える、雪煙が真横に伸びている。稜線は相当の強風のようである。(Sは背中の痛みからか、しばしば立ち止まり、背中を伸ばしている)
野呂川発電所(荒川入り口)に10:35着、10:45発、ところどころ雪の消えた舗装路を黙々と歩くが、Sは時々立ち止まって、遅れ気味である。ゲートは、扉があり内側から開けられた。14:10着。ここで解散。
奈良田温泉に立ち寄り、ゆっくり入浴する、16時出発する。途中、新東名の合流地前で渋滞3時間ほど、関ヶ原24時頃到着、高槻には25時50分ごろ到着。


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