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スペイン Rodellar フリークライミング  2016年9月13日〜10月14日

【本村節代】

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クライミングジムつながりの米さん夫妻にお世話になり、友達とスペインの岩場 Rodellar(ロデジャー)に行ってきた。
ハイキングから初めて、沢、クライミング、スキーと始めたのは50歳も半ば近く。しかも、元来運動神経の無い私。小学校の頃の運動会では、鉄砲の音が怖くって足がすくんでいたっけ。なのに、なぜクライミング? 自分でもよく分からない。気がついた時は、しっかりハマっていたが、日就月将の若者たちとは大違いで、あまり上達はしていない。
さて、初めてのスペイン。バルセロナ Sants(サンツ)駅から2駅目の Lleida(ジェイダ)まで米さんが迎えに来てくれる事になった。事前にネットで調べてみると、この Sants駅、スリや置き引きが多いらしい。しかも、昨年 Rodellar にレンタカーで行った人はバルセロナでパンク強盗被害にあった。おばさんは、リスク回避のため空港からタクシーで移動。AVE(高速特急)に乗り込み、無事会えた!


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宿は、岩場に近い Valle de Rodellar(バジェ・デ・ロデジャー)はイベント開催日には予約が取れず、Camping El Puente(キャンピング・エル・プエンテ)に泊まったが、行ったり来たりのお引越し。Valle de Rodellarは設備も良くて便利。プールやトランポリンもあり、家族連れも多い。利用者の多くなる週末や朝、夕にWiFi にほとんど接続できないのが最大の難点であった。
さて到着の翌日、いよいよ岩場へ出発。前夜はあまり眠れず、集合時間の朝9時半ぎりぎりに友達に起こされ、慌てて飛び起きた。スペインは日の出、日に入りが2時間ほど遅く、午後8時の頃まで登れる。途中、猫が出迎えてくれた。
まずは、午前中登れる人気エリアの El Camino(エル・カミノ)に案内してもらう。簡単なルートでアップのつもりが、簡単なルートほどみんなに愛されて、スタンスがツルツル。すぐに、腕が張ってしまった。午後からは、米さん夫妻トライ中の Surgencia(スルヘンシア)を案内してもらう途中、色々なエリアへのアプローチの説明を受ける。Surgenciaは、プロクライマーの遠藤由加さんもトライ中であった。このエリアはなり難しそう。出発前は、クライミングジムに通っていたが、本ちゃんの岩登りから遠ざかっていたので、わたしたちは途中にあった La Fuente(ラ・フエンテ)で、まずは岩慣れから始めることにした。
二日目は、7a+(12a)狙いの友達のため、Pitón de Cuervo(ピトン・デ・クエルボ)で、ヌンかけしてもらう。まだ、身体が慣れていないので、友達も全くムーブが起こせない。ヌンチャク残置で、簡単なエリアへ移動。環境慣れと、移動の疲れ回復に時間がかかった。
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レストは、2日~3日に一度。レスト日には、岩場を廻って自分たちに合ったエリアを探しに行った。一日中涼しいエリアや友達のチャレンジエリアへも行き来ができる、手頃に楽しめそうなエリアも探す事ができた。慣れてきたら、ヴィア・フェラータやハイキングもした。
自炊なので買い物は、週に一回くらい、車で1時間程の、Huesca(ウエスカ)の街のスーパーへ買い出しに行く。生野菜、果物が新鮮で美味しい。イベリコ豚、チーズ、七面鳥、イカ、ヨーグルトとついつい買い過ぎて、冷蔵庫に入りきらない。素材が美味しいので、塩、胡椒、オリーブ油で十分食べれる。日本から持参した調味料はあまり必要なかった。
岩場では、スペイン語、フランス語、英語、日本語他にどこの国かわからない言葉(ポルトガル語かな?)が飛びかってた。週末は、ハイキングの人で賑わう。恋人同士、河原でのんびりとおしゃべり。近くのカフェも夕方から賑わう。スペインの人は、おしゃべり好き。ロープ結んでも暫くおしゃべりしないとスタートしないんだな、みんなフレンドリーで、「オラ!」「ベンガ!」と声をかけると「こんにちは!」「ガンバ!」って、声をかけてもらう。
週末は、ハイキングの人でも賑わう。恋人同士、河原でのんびりおしゃべりしたり、カフェで寛いだり。あまり、せっかちな人は見かけない。恋人同士、河原でのんびりとおしゃべり。近くのカフェも夕方から賑わう。スペインの人は、おしゃべり好週末は、ハイキングの人で賑わう。恋人同士、河原でのんびりとおしゃべり。近くのカフェも夕方から賑わう。スペインの人は、おしゃべり好き。ロープ結んだまま、暫くおしゃべりして漸くのスタート。
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Rodellarは最近、日本人クライマーに人気である。米さんつながりで、遠藤由加さんや、篠崎さん他お会いする機会の少ない方と総勢16人の晩餐会にご一緒し、美味しいパエリアをいただいた
それにしても、このスペインの気候・・・身体にはとても良いようだ。夏休み、孫と琵琶湖での湖水浴があまりに冷たく、その後の沢登りで無理をして以来、日本では腰痛、膝痛で医者通いの日々だったのが、スペインに来てから調子が良くなった。湿度が低いせいなのかな? つま先にも初めは力が入らなかったのが、だんだん調子を上げてきた。
最初の1~2週間は、あっという間に過ぎてしまい・・・ヤバイ! あと、2週間。なんとかしなきゃ。Prince Sans Rire(プランス・サン・リレ)では、トラバースが怖くて6c+(11b~c)が、なかなか登れない。怖いだけでこのまま終わるのか?!・・・よしっ! 開き直ったらあっさり登れた。
この調子。続いて、El Callejón(エル・カジェホン)の7a(11d)にチャレンジ。気持ちを強くもったら、登れた。
あと、三日。当初、触ってみて「出だしがボルダームーブだし到底、無理!」と諦めていた El Caminoの7a+に再チャレンジ。中間の核心部の出だし、チビの私にはパツパツで保持するのが痛い。足位置を変えてみた。腹筋や、肩も使ってみた。「持てる! なるほど・・・背の高い人は、簡単に縦ホールドとして持てるけれどチビッコの私でも工夫次第で出来るんや!」次の日は疲れが出て思うように身体が動かない。最終日にかけた。あいにく、午後から雨足が強まり止むなくヌンチャク回収。残念!
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でも、この Rodellar クライミング、それまで「もう歳だし、これくらいが限界かな」とマンネリ化していた自分に活をいれてくれた。工夫次第、練習次第でまだ伸び代ありそうだ。前向きになれた! もう、歳だからと知らず知らずにマンネリ化のクライミングをしていた事に気づいた。「いやいや、まだ伸びしろありそ、頑張ろ!」って気持ちが湧いたよ。米さん、カオリさんありがとう! また、来たいなあ...最後に、家族に感謝。



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